和南城 孝志/Wanajo Takashi
和南城孝志(わなじょうたかし)は、群馬県桐生市生まれの作家である。彫刻家の矢崎虎夫に師事し、木刻と塑像の基礎を習う。1972年イタリアに渡り、国立ローマ美術アカデミー彫刻科クロチェッティ教室に入学。ブロンズ制作を始める。1976年に卒業後、日本に帰国。展覧会や個展を開催し数々の賞を受賞する。
「石を刻むということは、イメージの世界の扉を叩く行為である。創作行為とは、地上界と天上界、物質と精神を結ぶ虹の端を掛けるようなものであろう」と彼は語る。本作品の大型は、野外彫刻としても展示されている。
作品名:交叉するメビウスの輪
サイズ:H31.5×W23.5cm(1984年 大理石 ed.6)
価格:SOLD OUT