小川 待子/Ogawa Machiko
小川待子は、東京藝術大学工芸科を卒業後、パリ工芸学校で陶芸を修めた。その後、西アフリカ各地でも陶芸を学ぶ。3年半に渡る西アフリカでの経験から、素朴な叩き技法による土器づくりに夢中になったことが彼女の陶芸の原点となり、近現代の陶芸史ではみられない独自の作風へと発展していく。
小川の作り出す作品は、人の作るものの原始的な創生を想起させると共に、永遠の詩的存在としても見ることができる。人々に豊かな想像力を喚起させる作品を数多く手掛け、見るものを思索の世界へと引き込んでくれる。
作品名:碗
サイズ:H9×D14.5cm(セラミック 共箱)
価格:ASK