ミズ・テツオ/Mizu Tetsuo
ミズ・テツオは船舶間のコミュニケーションには欠かせない、「国際信号機」を絵画の世界に取り入れ、かつ意味を持たせたモティーフにし、独自の世界観を確立した唯一無二の存在である。
極細のラインによって仕切られる、マットで量感のある絵は、現代の抽象絵画でありながらも浮世絵との類似を指摘される事もあるという。日本の伝統を感じさせる色鮮やかな色彩構成と精緻な線描による独特なテクスチュアは世界のアートシーンで今もなお高い評価を受けている。
1987年、聖アンナ教会の依頼ステンドクラスを制作。1989年、バルセロナにて、ピカソ、ダリ、シャガール、ミズ展を開催。1991年、クリスチャン・ディオールサロンで個展を開催。1994年、パリ、シャイヨー宮海洋博物館にて120点の個展を開催。1998年、長野冬季オリンピック、フィギュアスケート会場「ホワイトリンク」のエントランスホール正面に巨大陶壁画を制作。その他国内、海外で個展を多数開催。
作品名:MUNCH
サイズ:8号(1989年 キャンバスにアクリル)
価格:SOLD OUT