バカラ/Baccarat
フランスのクリスタルガラスメーカーであるバカラ社は、1764年、国王ルイ15世の許可を受け、東部ロレーヌ地方のバカラ村に創設された。1855年のパリ万博国際博覧会で金賞を受賞、1867年、同じくグランプリを受賞し、長きに渡り時の流れを見据えた作品を制作、発表してきた。
バカラの作品はフランス国王やフランス大統領はもとより、日本の皇室を含め、ロシア皇帝やインドのマハラジャなど、時代と場所を超えて愛用され続けている。
特別な芸術作品から日常に使用されるものまで、バカラ社が作り出すクリスタルは様々な形をとるが、そのフォルムの探究から完成まで、クリスタルという素材が持つ真の美しさと素晴らしい表現力にこだわり続けている。それは200年以上続く歴史の中で決して変わることはない。
楽器のマンドリンの形を模した大型のカラフで、一目でバカラとわかる作品。フォルムの美しさはもちろん、ハンドカットによる複雑なデザインは今なお輝きを放ち続け、実用性よりも装飾性に重きをおいて製作された作品である。
作品名:MANDOLINE
サイズ:H43.5cm(復刻品)
価格:400,000円