ジュリアン・オピー/Julian Opie
ジュリアン・オピーはイギリスの現代美術家である。「ニュー・ブリティッシュ・スカルプチュア」と呼ばれる作家の一人。ピクトグラムやアニメの表現を連想させるシンプルな描画と色彩表現によって簡略化し、点と線という最低限の要素で構成された作品を制作。
鋼鉄の形状とゆるく描いた塗装の絵とをユーモラスに組み合わせた金属彫刻のシリーズを制作し、1980年代のイギリスのアートシーンで影響力のある人物として名を残す。
日本美術からも影響を受け、浮世絵のコレクターとしても知られており、輪郭線を強調した特徴的な作風は浮世絵から着想を得ているという。
ヨーロッパを中心としたアートシーンで頭角を表し、日本では東京国立近代美術館、国立国際美術館などにコレクションされている。
美術界だけにとらわれず、イギリスのロックバンド「Blur」のアルバムジャケット制作、英国ロイヤルバレエ団やU2のステージデザインなど、アートの域を超えた活動も多数手がけている。
作品名:Denim Waistcoat
サイズ:H53cm(台座込)×12cm×17cm(2020年 ブロンズ 限定25体)
価格:SOLD OUT