市島 桜魚/Ichishima Ougyo
漆芸の国、金沢が生んだ蒔絵美の継承者、市川桜魚。人間国宝である大場松魚に師事し、1985年に日本工芸会正会員に認定される。
日本伝統工芸展やMOA岡田茂吉賞などの受賞を重ね、精巧な蒔絵や平文技法によって、女流作家ならではの繊細で優雅な感性が煌く意匠を生み出してきた。
2006年には紫綬褒章を受章、2013年に日本伝統工芸展60周年記念「工芸からKOGEIへ」展に出品。現在は金沢学院大学教授(芸術学科長)を務め、多くの学びを未来ある若者へと伝授している。
作品名:平文重ね箱「開花」
サイズ:H14.2cm×D24.5cm(第四十四回日本伝統工芸展出品作)
価格:SOLD OUT