山本 自爐/Yamamoto Jiro
山本自爐は新潟県の名跡の鋳物師、山本又五郎(辻村又五郎)の一族にあたる。自爐は16代の次男で、17代の弟にあたる。鋳金を15代より学び、さらに篆刻家の梨岡素岳に就く。
1930年に香取秀真らによって発足した「七日会」のメンバー。
1934年、商工大臣賞を受賞。日展の特選作家となり、日本美術協会審査員に選ばれる。
自爐の作品は、伝統を踏まえた上でモダニズムの感覚を取り入れた作品を多く生み出してきたが、その中でも本作は到達点にあると言えるだろう。
作品名:Bronze Teaburi
サイズ:H42cm×W35cm
価格:ASK