阿部 展也/Abe Nobuya
阿部展也は、新潟県出身の作家である。詩人、美術評論家の瀧口修造に見出され、共作となる詩画集「妖精の距離」を発表。西脇順三郎がシュールレアリスムの傑作と絶賛し、数々の芸術家に影響を与える事になる。
活躍の場をニューヨーク、パリ、ウィーン、インドに広げ、最新の芸術の動向に触れた後、自作に反映させるとともに、日本に広げる役目も果たした。彼の活動の幅はジャンルや文化を越境し、自ら変貌し続けるとともに、広い視野に立った創作と言論によって日本の美術界に最も重要な役割を担った。
作品名:無題
サイズ:48×34.5cm(1961年 ROMA 板にミックストメディア)
価格:800,000円